裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

26日

火曜日

足軽・ミステリー・ツアー

ビートルズたちが戦国時代にタイムスリップ!

※アスペクト原稿 神保町打ち合わせ 講演資料構成 食事会

SF大会の夢。
見世物企画という凄いものがあって、
6つ目の人間と5つ目の人間というのが来ているが、
目が列をなして顔にならんでいるのはマヌケなものだな、と
思う。で、余興で目隠しをしての福引大会があるが、
当然のごとく6つ目や5つ目の人間に目隠しはしにくくて、
見ていて笑う。

朝8時起床。
朝食はバナナヨーグルトジュース1杯、バナナ1本。
日記つけ、講演の資料構成などをやり。
昨日はチキンラーメン発売50周年記念日、だそうな。
そう聞くと急に食べたくサントクに行って買ってくる。
別段フェアとかもしていなかった。
買ってきたら急に食べたくなくなってそのまま。
昼は弁当使う。

女優の深浦加奈子さんガンで死去の報。
舞台女優からテレビ女優への転身組では最もその個性を
生かしきれた人だったと思う。49歳は若すぎる。
平成の左幸子になれた人だと思っていたのに。

アスペクト広告誌『アスペクト』の原稿。
赤塚不二夫のことを、という依頼で。
1700ワード、先日の時事通信に書いた追悼記事を
基本稿にして一気書き。
ただし、字数調整の要あって(一気書きはつい枚数をオーバーする)
これで家を出るのがちょっと遅れる。

地下鉄乗り継いで、神保町。
岩波ホール前でIPPANくん、バーバラと落ち合って、
まずはカスミ書房さんに挨拶。
二人とも、前から探していた本をカスミさんの店で手に
入れて大喜びしていた。
それから喫茶『エリカ』でアンドナウの会、ちょっと
打ち合わせ。延期になった『トンデモ音楽の世界』ライブの新会場に
ついて、など。
バーバラのところには同人誌書店各店から、次の『文サバ』
はいつ出る、という問い合わせが頻々だとか。

4時、二人と別れ地下鉄で表参道まで行き、
タクシーで渋谷事務所。
FAXが来ているかと思ったがなし。
メールで連絡いくつかとる。
中野昭慶監督から『血で描く』の感想が届いていた。
少しくすぐったくなるようなことが書いてある。

帰宅、本来は三才ブックスの前書きと後書きを書かねば
ならないのだが、講演資料の製作をマドに頼むので、その依頼用
メモを造るために、DVDで某作品に目を通す。
そっちの方に専念。

6時45分、オノとマド、母の室に来訪。
DVD見せ、資料ビデオの時間と構成をざっと説明。
残念ながら、渡さねばいけない資料がまた手元に届いていないが、
ざっと制作費の件など。

7時、だんしょうさんフワリさん夫妻、リクトくん連れて。
最初は(うちは壁が白いので)病院と間違えてぐずっていた
リクトくんだったが、すぐ静かになり、ミルクを飲んで
おねむになって寝てしまった。
ずいぶんと母親孝行な息子である。

フワリさんのリクエストでエビ(談之助さんとこのだんつまさんも
エビ好きだが、実はフワリさんも負けていないとか)料理中心。
エビマヨに甘エビの紹興酒つけ焼きにホウレンソウとエビの
オイスターソース炒め。
他に角煮サンド、もずくスープなど。
酒はビールに焼酎、ウイスキーと順当に飲み干し、
最後にいつぞや聖羅太郎さんご夫妻のメキシコみやげで
いただいた高級テキーラを開けたら、これがマド夫妻と談笑さんに
大ウケだった。
驚いたことに、明日届くと思っていた資料が夜中に届けられ、
マドに渡すことが出来る。

母も加わり、久しぶりにワイワイ、いろんな話、今度出演する
番組について談笑さんにレクチャー受けたり、某文化人の
エピソードを聞いて人の悪い笑いで盛り上がったり。
最後は例により落語界の現状問題について語ったりして、
気がついたらもう12時を回るところ。
リクトくんは途中で目が覚めてそこらを歩き回っていたが、
何故かしらず大ごきげんで、母が喜んでいた。
いや、楽しい食事会でした。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa