裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

15日

火曜日

亜星の叫び

寺内貫太郎、吠える!

※『御利益』最終稽古 週刊文春電話コメント FLASH電話コメント

朝8時45分ころ起床。
二日酔い気味、寝不足気味だが意気は軒昂。
今日の稽古がお気に入りの天沼会議室だからかもしれず。

9時朝食、デコタンゴール、イチゴ。
イチゴが大きさも形もバラバラな、萼のあたりの部分が白い、
野趣ある外見のものだが甘くておいしい。
それとホワイトアスパラガススープ。

午前中は仕事。
K社に出した企画案、S氏の担当分野とちょっとズレるらしい。
別なものを立てる必要あり、か?

チャールトン・ヘストンの葬儀のニュースに感慨深し。
『靖国』の上映に、刈谷直治氏(靖国刀の刀工)の意に反した
内容になっているということで反対している人たちがいるが
(私はすでに2月26日の日記で監督の姿勢に対する疑念と不快感を
表明した上で上映すべき、と唱えている)、そういう人たちは、
マイケル・ムーアの映画の中での、ヘストンへのインタビュー姿勢を
どう思っているのだろう。
『靖国』に反対するなら、ムーア映画の上映も反対すべきでは?

弁当を使って、すぐ出発。
ヤマザキパンの店で柏餅を販売していたので買う。
夫婦でやっている手作りの店、という感じ。
隣にローソンがあるというすさまじい逆風の立地だが
頑張ってほしい。
客はおばあちゃんが8割以上。

地下鉄で荻窪、歩いて7〜8分の天沼会議室。
会議室入口前の八重桜がきれいに咲いている。
最後の稽古場での通し稽古。
すでにギャグもセリフもほぼ完成し、あとはそれぞれの
シーンのテンポを揃える作業。
私の役はギャグ担当でないのだが、かなり遊びを入れてみた。
みんなに柏餅振舞。

稽古中に携帯連絡数本。
『FLASH』から『靖国』へのコメント依頼。
今朝、そのことをチャールトン・ヘストンにからめて
思ったばかりなので偶然に驚く。
7時にライターさんから電話あるとのこと。
小学館クリエイティブからも催促電話。

あと、スパモニで一回だけご一緒した石丸弁護士の事務所から
『御利益』チケットの申込み。
石丸さんは私の著作のファンでいらっしゃるそうだが、
それだけの縁で申込んでくださるのに恐縮する。

5時で稽古終了。
ハッシーと、近くの寿司屋で地方公演の話など。
あぁルナ、阿佐谷ロフトAでの定期イベントも決定の由。
いろいろいい具合なので、かなり盛り上がる。
7時、電話あり。てっきり『FLASH』からだと思ったら
何と『週刊文春』。岡田斗司夫を特集するそうで、コメントを
求められる。ビールが回っていたので(『靖国』はすでにコメントを
メモしていたので大丈夫)アドリブでしゃべったらかなりお笑い
コメントになり、向うは大笑いしていた。
『FLASH』からは直後に電話あり、ライターさんの都合で9時過ぎに
なるとの由。

ハッシーと別れて、帰宅。アルコール抜きと疲れでベッドに
もぐって1時間ほど寝る。起きて9時ちょい前、電話かかるのを
待っていたがいっかなかからず。
10時過ぎにやっとかけてきた。
まあ、私の日記の文章はすでに読んでいるというので、それを
ちょっと敷衍したようなことを。
ライターさんの電話の後ろで、子供たちのはしゃぐ声が響いている。
ちょっとうるさいのだが、何かほほえましくてそのまま。

その後、私的な電話ちょいと。
終わって、ホッピー飲んで一息。
メール、深夜に関わらず続々。
やまぐちさんの撮った映像を麻衣夢ちゃんに見せたり。
仕事関係、普段ならちょっと落胆という報告もあったが、
何か今日はテンション高く、逆にファイトをかきたてられる。

※写真は稽古風景、稽古場のラクガキ、そして今回客演の
美人たち。鈴木希依子ちゃん、麻衣夢ちゃん、松原由賀ちゃん。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa