裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

20日

火曜日

アッコの家にはトイレがない!

和田アキ子は宇宙人だった!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000N0W974/karasawashyun-22
↑元ネタはこれね。

※『GUARDIAN』インタビュー 『オタク清談』 白夜書房本原稿

朝8時起床。最近は睡眠、また尾籠な話だが排便、極めて快。
身体の調子がいいのであろう。
入浴、髭剃り、歯磨等如例。
9時10分朝食。
めぐみさんの法事みやげのリンゴ二片、カキ二片、
モンキーバナナ一本。アスパラガスのスープ。

日記つけなど雑用を正午くらいまでにすます。
昼に一乃谷のフキノトウの天ぷらで蕎麦を、という
予定であったが、1時に早稲田の英字新聞WASEDAGUARDIAN
のインタビューが入っているということがわかったので
それはキャンセル。

日記つけなどして、12時、渋谷へ。
裏道を通ってバス停に行くとき、渋谷行きのバスが目の前を通る。
あちゃあ、と思ったが、中野通の混雑で、バス停までのところで
そのバスが立ち往生、私が乗り場まで行く間、待っていてくれる
カタチになる。何とラッキー。

事務所でメール連絡いくつか。
『ピンポン!』出演11月26日(来週の月曜)、さらに12月の
出演もオファー。年末はみんなドタバタしているので早めに
押えておこう、ということか。
M書房の仕事、某企画の台本、いずれも今週中。
と、思ったら白夜のYouTube本のゲラも出来てきた。
これをして修羅場という。
……などと収まっているバアイでない。

12時40分、事務所を出て時間割、その前にチャーリーハウスで
昼飯。鶏肉と竹の子のトーチ炒めかけご飯。
オーナーのおばちゃんに“久しぶり。お忙しいんでしょう?”と
声をかけられる。
ここに初めて入ったのももう二十年近く前になるか。

スープ飲んで汗をかき、ちょっと乾かしてから、と思い店の前に
行ったら、今日のインタビュイーである早稲田の学生さんが
何と外で立って待っていた。

時間割にて早大生三人にインタビュー受ける。
日本におけるオタク文化の歴史、特長、その変化など。
もう、100万回も訊かれていることなので、
立板に水みたいに答える。
向うはちょっと驚いたような表情だったが、質問者にとっては
初めての質問でも解答者にとっては訊かれ飽きた質問なのだ。
慣れているってだけである。
もっとも、そこにどう、新しい視点もいれるか、ということを
意識した。何と言っても早稲田大学のエリートたち相手である。
少しはエラそうに話さないと。
結局、30分くらいという予定を大幅にオーバーして1時間半。

事務所に戻り、日記をアップしたり何だり。
神奈川新聞から対談予定日の変更のお願い。
あと、これは私ではないが、と学会に某地方局から某オファー
あり。そのオファーの依頼書がどうも要領を欠くものだったので
注意をMLでうながしておく。

古書店への支払いをしに郵便局へ行く。
どの窓口も混雑。支払い用紙に記入して窓口へ出したら
「機械でやると手数料とかで40円安くなりますが」
と言われたが、自動振込機の前もズラリ。
窓口でいいです、と答える。

そのあとすぐ、時間割で岡田さんとのオタク清談の予定だったが
バーバラに場所確認で電話したら4時半からです、とのこと。
あれ、そうかと思い、事務所に戻ったら入り口でバーバラと
ばったり。カン違いで、やはり4時から、とのこと。
あわてて時間割に引き返す。

岡田さんと、前回の続き。
話自体は30分くらいで終る。
その後の雑談で、ちょっと興味深い話が出た。
儲かるとか何とかという話でなく、やってみたら面白いかも、
というものだが、やり様によってはイイ話なんじゃないか、と
思う。利用法はいっぱいあるだろう。
しかし、小沢一郎じゃないが、もって帰ると反対も出そうな
話ではあるな。

対談終わり、事務所には戻らず、そのままバスで自宅、
原稿書き(と、言ってもテープ起こし原稿に手を入れるもの)
ガリガリと。NHKニュースみながら、11時くらいまで
やって、力尽きて放擲。

鯨の皮を煮込んだダシで、肉じゃがを作る。
具はあっさり味で煮込み、その後煮詰めて濃縮したタレを
かける。脂が染み込み、美味。
ビデオで大河ドラマ『花神』を見る。
主演の中村梅之助の入神の演技やワキを固める役者たちの
層の厚さなど、今の大河ドラマとはまるで別物の感であるが、
高杉晋作に中村雅俊を起用するというのは、今の大河が
ジャニーズ事務所の人気アイドルを使うのと同じ感覚だっただろう。
古い大河ファンには怒る人もいたのではないか。
しかし、アイドルだからといって特別扱いせず、ちゃんと
大河の芝居をさせているのが見事。
缶ビール小1本、ホッピー四ハイ。
二時ころ就寝。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa