裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

27日

土曜日

山本なも

名古屋出身の女性アナ、不倫!

※講談社・廣済堂本ゲラチェック 金沢出発

朝8時起床、入浴。そう言えば私はいつから朝風呂派になったのだろうか。サラリーマンじゃないから、仕事を終えて夜の家庭団欒などというものには無縁であるし、寝汗をかく質なので朝のシャワーは必須だからか。

9時朝食。携帯を忘れたので自分から室に出向く。パンプキンスープ、ハッサク、イチゴ。血圧、やっと最低血圧が下がって母がホッとしていた。朝はかると、朝風呂派は血圧が上がりぎみの結果になるのは当然と思うが。

日記つけ、メールいろいろ。5月5日にコミケ準備委員会から仕事一本。これはこれまでの恩返しにもぜひ、出なくてはいけないタグイの仕事である。

昼食、母の室で肉なんばん。蕎麦は半分糸コンニャク。ツユが大変うまいので啜ろうとするが、血圧に悪いからやめなさいと言われる。

3時、事務所へ。郵便物等整理。某氏から大阪へ、結婚式の招待状。ゲラチェック講談社モウラ、廣済堂単行本コラム、チェック入れてそれぞれ返FAX。持って行くビデオなど、チェック。

6時ANA羽田発小松行きなので、4時半に出れば楽勝と思い、タクシー乗るが高速が無茶苦茶な混み様。平均時速15キロ以下でダラダラと箱崎ジャンクションまで。胃がキリキリと痛む。箱崎出てからは流れスムーズになり、すっ飛ばす。いつものことか。レインボーブリッジから見る夕暮れの東京、それなりに美し。

結局、到着したのが5時45分。すでに自動発見は受付け終っており、窓口に行ったらお姉ちゃんに“走ってください”と言われる。まあ、持ち物チェックのあとは走らないでも余裕あった。スーパーシートの最前列。

小松行きのスーパーシート席では弁当が出る。和風の加賀膳のミニチュア版、蟹の三杯酢にエビ、麩饅頭、炊き込みご飯ちょっと。

小松空港、乗って50分というのはもう、すぐ。白鳥路ホテルの人迎えに来てくれて、差し向かえタクシーでホテルまで。今年は加賀も暖冬で、雪が皆無。ただし、冬の加賀名物の雷はさかんらしく、空に時折稲光が見える。一便遅れていたら危ないところだったらしい。

ホテルで支配人さんと挨拶、Sさん迎えてくれる。驚いたことにQPさんもいた。明日の打ち合わせ少し。10時と5時の二回。それからホテルの和食レストラン『まほろば』で食事、支配人さん、案外オタク的知識豊富らしいのでカラオケ行きましょう、と金沢市内のバーへ。最初はまともに歌謡曲いっていたが、支配人さんが『ガッチャマン』『キャシャーン』と濃いアニソン2曲続けたところから、あとはオタ歌謡しばりみたいに。年齢を訊いたら私よりひとつ下。やはりねえ。

カラオケは考えてみると2年ぶりくらいだったのだが、やはり声が全然伸びず。恐ろしいもの。『スカイキッドブラック魔王』などはうまく歌えたが。QPさんの選曲がだいたい私と同じような曲なのも苦笑。

帰宅1時。ここの大浴場入りたかったが12時までだった。しかしご機嫌で、ベッドで『正太郎マーチ』など鼻歌でずっと歌いつつ就寝。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa