裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

28日

土曜日

細川ガラス屋

こないだ本当に“細川ガラス店”という看板を見ました。

※書き下ろし原稿(途中) トンデモ本大賞反省会

払暁、ストーリーはよく覚えていないが、舞台の夢。
しかし、どうしてこう芝居関係の夢ばかり
見るのだろう。映画やテレビにも関わっている筈だが
そっちの夢は滅多にみない。

ぶらり途中下車の旅(滝口さんの声がやはり嬉しい)
で、鶴見で、趣味で人間型ロボットを作っている一家
(父親は風力発電関係の設計者、長男は慶応大学の工学部大学院で
ロボット工学を専攻、三男も東工大のロボット学科にいるという)
を目黒祐樹が取材していたが、そこのBGMがジャズ調に
アレンジした鉄腕アトム、それはいいがその次が、同じくアレンジ
された『正太郎マーチ』! いい曲だが鉄人はやはり主題歌の方が
メジャーだろう。なんで主題歌じゃなくて正太郎マーチ?
音楽担当者が『カレカノ』のファンか?

9時に携帯なるが今日も半にしてもらって、朝食。
小メロンにバナナ。
母は明日は朝から所沢に行く用事があるので朝食は自分で
とるようにとのこと。

日記つけ、原稿書き。
昨日かなり力技で原稿書いたもので、今日は普通の文章に戻すのが
ちょっと大変。
気圧のせいか、あるいは単なる寝不足か、眠くて仕方ない。
ベッドで某件のシミュレーションをメモっているうちにグー。

電話で起こされる。このあいだ打ち合わせした読売テレビの
ディレクター。番組名が『マジかも? ミステリーツアー』に
なったとか。関西ローカルだが、ちょっとその後の展開に
含みがあるらしい。少し、こうやってほしいああやってほしいと
いう要望を電話で受ける。

昼はイカの掻き揚げ弁当。
原稿書き進み、書きあぐね、また書き進み。
5時、時間が来てそこでストップ。あとは明日。
新宿ルノアールにてトンデモ本大賞反省会。
区役所横のルノアールに行ってみたら、入口が封鎖されて
いるのでちょっとギョッとする。
貼り紙を読んでみたら、改装中なので、会議室に関しては
別の入口を使え、とのこと。
普段の階段の半分くらいに仕切られた狭い階段を通って
会議室へ。

10人ほどのメンツで、先日の大会の問題点や改良点を
いろいろと。音響、トイレ問題、それから楽屋等のこと。
最大の問題点は、あれだけ撮影禁止と注意していたのに、
まだ堂々と舞台上やホワイエをムービーで撮影したりしていた
お客が何人もいたということ。
記録強迫症はオタクの特長とはいえ、これはいけません。
次回からは警備係員を増強して、そういう行為の取り締まりを
強化すること、場合によっては入場時のカメラチェックを
行うことも提案として出た。

私の方からは来年の構成案を出す。
イベント性を強めた今回に対し、次回は原点回帰でシンプルに、
しかし一般客が楽しめるように、という工夫をして、提案。
客寄せになる告知用のイベントの案を出したが、これは問題なく
賛成された。

会議室の賃貸時間が切れたので、二次会に移動。
このあいだ評判がよかった随園別館。
二階に通され、バンバンジー、ラーピー(拉皮。葛切りみたいな
ものと野菜をタレとカラシで和えるもの)、角煮の花巻はさみ、
角煮とナマコの煮物、イシモチの煮付けなど。
こないだここで食べたものは大変に美味で、お、味が上がった!
と評判だったが、何故か今日はどれも味が濃すぎたり塩辛すぎたり
でイマイチ。バラつきがあるみたいである。今日は土曜でやたら
混みあっていたので、そのせいもあるか。

出て、ちょっと満足度が足りなかったので、二丁目で飲み直そう
ということになって、開田さん(珍しく単独)、白山さん、
植木さんというメンツでいれーぬ。タケちゃん久しぶり。
いろんな話出てワイワイ。
K子、簿記学校の綿々引き連れてよく来るとか。

12時近くにそこを出て、ゲイたちがあふれかえっている
間をくぐり、最後にソバでも腹に入れて帰ろうとへぎそば『昆』へ。
大将が“唐沢センセイ〜、ラジオ聞きましたよ〜!”と、
なんかすごく歓待してくれ、八海山の半升瓶の他、マイタケの
天ぷらなどをサービスしてくれる。へぎそばも4人前頼んだのだが
ちょっと事情があって余ってしまったそばまでサービスして
くれたので、都合で7人前はみんなで平らげた。
話題尽きず、とはいえ時間も時間でタクシー相乗り、
3時ころ家にたどりつく。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa