裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

22日

土曜日

ラリアート浜村淳です

「スタン・ハンセンが、そこでラリアートをかまします」
(“スタン・ハンセン”のアクセントは“/ ̄ ̄/ ̄ ̄”で読むと浜村淳ぽくなります)

※橋沢座長打ち合せ

http://jp.youtube.com/watch?v=-hA5T1G7rxg
↑リチャード・ウイリアムスのアニメ『クリスマス・キャロル』。
1971年度アカデミー賞アニメ部門受賞作。プロデューサーは
『バッグス・バニー』のチャック・ジョーンズ。アニドウのなみき
会長ご推薦の作品。

朝9時10分起き。
風呂入らずに朝食の席へ。
ヨーグルト、イチゴ。ジャガ芋のスープ。
ミルクティー。
快楽亭の自宅に電話、今度は通じた。
24日の歌舞伎の件、確認。

朝から雨もよい。
体調はともかく(このごろ肩凝りも無くなった)、
気分すぐれず。
入浴し、すこしさっぱり。

お仕事、と言っても私ではなく佳声先生に、某地方局から依頼。
細かいことを再確認する。
マネージャー仕事は楽し。

昼、既に8番ラーメンは食い尽くしたので、
パックご飯を温め、ちょっと前に買っておいた惣菜のサバ味噌煮と
大根の味噌汁で。

雨降り続く。ゴミ出しをし、掃除を少し。
すっかり疲れてベッドでちょっと昼寝。
いらだつ夢を見る。
昨日いろいろ気がツンツンしたせいだろう。

4時半、タクシーで事務所。
道が混むこと混むこと。
「首都高速が一部(池袋〜新宿)開通したせいですな」
と運転手さん。
渋滞解消のために開通させた高速のために道が渋滞するというのは
間尺に合わない気がするが。

事務所、母が掃除に来ていた。
自宅から間違ってこっちに持ってきてしまった資料を急いで確認、
編集部から確認要請のあった部分をメール。
携帯を家に忘れてきてしまったので、
バスで新宿に出て、タクシーで自宅に戻る。
タクシー乗り場も長蛇の列。
値上げ以来、小型中型の区別がなくなったことも列の出来る一因。
横断の人のちょっとした妨害になっている。列をもっと
横方向に誘導する方策を立てないといけないだろう。

あぁルナの橋沢座長と中野で待ち合わせて、打ち合せ。
金竜門に久しぶりに行き、来年の方針をいろいろ聞く。
かなり大胆な仕掛けを後半にかけてやるようである。
こちらの予定も話す。
話すうち、“アレってどうしようかなあ”と、アタマの中でまだ
決まっていなかった企画の一部分に、“あ、これがあった!”と
ジグソーパズルの最後の一片がはまるようにピタリとはまって
ヒザをたたく。やはり企画というのは口に出して話すべき。
これで向うとの打ち合せに臨める。
あと、企画にからめての困ったちゃんの話。

松尾貴史さんからの携帯メッセージをハッシー、持ってきて
くれる。かなりもうごきげんの様子。
話を聞いたら、私が屈託していたこともちゃんと
「業界ではありがち」
と言ってくれていたそうで、やはりその道によって賢し、だなあ
としみじみ思う。ありがたいこと。

青島ビールと紹興酒で、シャオヤンロウ。
新趣向のニラみそを試してミテヨとお父さん、持ってくる。
ほろ苦さがあって、ニラというよりは蕗の薹のような感じ。
来年もよろしく、良いお年を、と恒例の挨拶で。
それからもう一軒、バー『アボッツ・チョイス』に行って
アイリッシュ・ウイスキー、ギネスをチェイサーにして。
店員の女の子が、美人ではないが明るくて客あしらいがうまく、
可愛かった。

12時くらいに、この二人での飲みにしては珍しく
早めにお開き。いろいろとムシャクシャも発散できたし、
直面している問題を(具体的に)解消できたことがあり、
いい飲み会であった。

帰宅して、ちょっとメールに返信を書いているうち
酔いが醒めてしまう。仕方なくホッピー一杯飲むが、
つまみがなにもなく、ふと目に付いたのがカップ焼きそば。
睦月影郎さんの日記風に書けば、
「カップ焼きそば作って、マヨネーズまでかけて食べちまったぁぁ」
である。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa