裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

25日

火曜日

スベル星人

「笑わせようとしたのにすべって、放映できなくなっちゃってさあ」

※ビデオ整理(アクシデントあり)

朝6時ころから起きてトイレに行ったり風呂に湯を張りに
いったりして、またベッドに戻って寝るたびに夢。
最初に見た夢がモンゴルに行く夢だったので、
それ以降の夢もずっと舞台がモンゴル(実際には
チベットっぽいが)。
最初の夢は砂嵐が吹き荒れて、宿泊施設に
みんな押し込まれて嵐がやむのを待つ夢だったが、
案内人のモンゴル人がうまいモンゴル料理を応急に作って
もてなしてくれて、モンゴル人は善良だなあ、と
感謝するというもの。
他のは、モンゴルのホテルで女の子と二人きりになりたくて
自室に行くが、なぜか家族連れが間違って入ってしまっており
無碍に追い出すことも出来ずイラつくというもの。
あと、ガラス製のロボットが会場に展示されていて、
ロボットについてウンチクをたれるが、
それに文句つけてくる男がいてクサるというもの。
なんでモンゴルなのか、別に朝青龍のファンでもないのに。
それに、なぜ全ての夢でモンゴルが舞台なのか、
自分の脳から出たイメージながら、夢ってものの不可解さ。

朝食9時。
キウイ、ネクタリン、スープ。
今日は一日、資料用読書、のつもり。
来月は凄まじいことになりそうなので。

http://jp.youtube.com/watch?v=A-sRE8MThSA
↑爺さんインディ・ジョーンズ(0:58くらい)。
これなんだろう。『どっきりカメラ』?
日本のどっきりカメラはだまし方にユーモアがなくて
あまり好きではなかった。
アメリカの本家『キャンディド・カメラ』はそこらへん、
騙される方の表情にいいもんがある。
http://jp.youtube.com/watch?v=jSf1GppmthQ&mode=related&search=
↑ボウリングネタ。上の方のボウリングネタの芸のなさと
比べて欲しい。ユーモアとはこういうものを言う。

昔、南アフリカ製のその手のテレビ番組を見た
ことがある。腕に羽をつけて、飛ぼうとしている男が、
通りすがりの男に手助けを頼む。その男がまた信じやすいというか、
「もっと大きく腕を広げた方がいいんじゃないかな」
などと、飛ぼうとしている男に協力しようと一生懸命なのが
引っかけ番組なんだけど実にユーモラスで温かく、
かつバックに雄大なドラケンスバーク山脈が広がる風景の中で、
空を飛ぼうとしている鳥男とその協力者、という図が、なにか
おとぎの国の光景みたいで、見ていてほんわかと温かい気分に
なったことである。

昼は母に頼んで、家メシ。
牛の焼肉と塩鮭、モズクノミソシル(夢声風表記)。
食べたあと、全身に汗が吹き出るのは血行の不全だろうか。
読書続けるが、窓をあけて風を入れているうちにいい気分に
なって三十分ほど寝てしまう。

事務所に出て、荷物類など受け取り。
山になったビデオ類を少し整理しようと、いろいろ確認。
DVDに買い替えるものとか、始末するもの、ハードディスクに
移し替えるものなどを選定。
そしたら、途中でテープが噛んだか、いきなりデッキが
動かなくなり、取りだすことも出来なくなる。
それがまた、こういうときのお約束というか
マーフィの法則というか、そのビデオのタイトルが
『へんたい女子高生マニュアル』。
言っておくが、その前のテープは『新世界紀行・アトランティスの
謎を探る』、さらにその前は『ハンセン・アンドレ田園コロシアム戦』
だったのである。決して(強調)こういうビデオばかりを再生
していたわけではない。
なのにどうして、なんでこの『へんたい女子高生マニュアル』
のときによりによって噛むのか。
修理にも出せない。

家に帰って、メールチェックなど。
読書しばし。
8時半、夕食。鰻蒲焼き。
左足、少しむくんでまた水虫になりかけている。
昨日、抗生物質の軟膏を試してみたのだが
あまりはかばかしくない。やはり、と台湾製救克明。
夜半、K子といろいろ話す。
大和書房の原作をとにかく早くアゲろ、と言われる。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa