裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

26日

火曜日

骨肉ちゅ

愛と死をみちゅめて(ロリバージョン)

朝、雑誌グラビアに文化人をよんで撮影する仕事のコーディネートの夢。自分が文化人役でないのが興味深い。7時半起床、K子の目覚ましと同時。入浴、フラットのパンとスイカで朝食。

朝から激しい雨。ナナメでなく垂直にざーっと降っている。原稿書きしばし熱中するも不捗。ふと気がつくともう1時。急いで渋谷へ出る。1時45分渋谷仕事場着、マンション下の蕎麦屋に飛び込んでカツ丼。

かきこんで、時間割。レオパレスのフリーペーパー取材。『ダメな人のための名言集』から、名言の正しい使い方、について述べる。それにしてもこの本、長く稼がせてくれる本である。

事務所でオノといろいろスケジュール。10月6日の『大人の時間割』の第一回放送は東京ではナイター中継と重なってしまいそうらしい。なら13日から、だとスッキリするのだが、なにしろこの番組は四国、和歌山方面にもネットされているので、そちらの地方向けにのみ、放送しないといけない。ゲストとか、どうするか、悩ましいことである。

作曲家・市川昭介氏死去。子供の頃、『恋しているんだもん』を聞いて何とブッ翔んだ歌だろうと驚愕した記憶がある。オタクたちとっては『ハクション大魔王』『大ちゃん音頭(いなかっぺ大将)』の作曲家として記憶さるべき存在。子供向け番組の主題歌に演歌調のものを持ってくるタツノコプロダクションのセンスがよかったし、それに応えてアニソン史に残る名曲をものした市川氏も凄い。

フワリさん妊娠記念食事会、それからタカラトミーのプロモの件などで指示、連絡などいろいろ。『ポケット!』さらに二転三転、中日のがんばり次第ではナイターがなくなるかも、ということ。野球には振り回されることである。

雨続き、肩が張ってし方なく、出てタントン。軽く揉む先生だったが、こういうときは揉み返しがくるくらいギュッと揉んで欲しかった気も。
東急本店地下で買い物。雨でタクシーなかなか拾えず、ズボンがグショになる。

帰宅、ニュース眺めつつ原稿。10時、夕食。安売りしていた甘エビ1000円分をゆがいて、むさぼり食う。腐乳醤油がタレ。あと、イクラ醤油漬けをクラッカーに乗せて。10時半、『こだわり人物伝』円谷英二最終回。最終回はずいぶん無難にまとめたという感じ。残すと言っていたウルトラマンの股間問題はやはりカット。惜しかったのは氷山の青色がどうしてもうまく出ず、スタッフの女の子の履いていた青色のスニーカーを“それ、売ってくれ”と言って脱がせて、その青色にライトを当てて氷山の裏側から照らし、見事な青を出したというエピソードも切られていたこと。私の選ぶベスト特撮シーン、というのも切られていたが視聴者から文句はこないかしらん。なにはともあれ、一ヶ月毎週地上波テレビに出演したのは初めて。これで世間的に認知されたということなのだろうか?

ビデオで『仮面の忍者・赤影』魔風編。『人喰い植物ばびらん』の回で、魔風忍者花粉(はなのこ)道伯の化ける女役で、山口朱美(朱実)が出ていた。東映京都作品に多く出ている女優さんで、テレビ版『じゃりン子チエ』のヨシ江さんでもある。悪女役の多い人だが、この頃は可愛かった!

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