裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

10日

土曜日

ああファンタジーばかりの恋なのに

ああエプロン姿がよく似合う(裸エプロンは男のファンタジー!)

※フィギュア王原稿 東文研大処分市 NHK『熱中夜話』打ち合わせ

朝、8時起床。ゆうべは寒気がしてふるえて夜を過ごしたが、
今朝は回復。風邪薬効いたあとの感覚が、何か心地よい。
本の詰まったダンボール箱の、自宅分4つを整理して
待つ。8時半、オノが来て、車で箱をロフトに運んでくれる。
外は幸い快晴。寒いが。

それからまた1時間ほど寝る。
9時半、起き出して母の室で朝食。
バナナリンゴジュース、コーンスープ。
自室にもどり、大急ぎでフィギュア王原稿書く。
最初迷走、途中から照準定まり一気呵成。
11時半までに8枚、書き上げてK子と編集部にメール。

それから大慌てでタクシーに飛び乗り、新宿ロフトプラスワン。
『東文研蔵書大処分市』会場。川上史津子さんに挨拶。
天気がよかったこともあるか、前回に比して倍くらいのお客さん
来てくれて、欲しい本を選っている最中。QPさん、光デパートさん
前葉志朗さんなどの顔も。あと、ライオンさんのカップルも。
T社のAくんは正装で来てたので、どうしたのと聞いたら、
何と今日これから結納なのだとか。
そんな大事な日にこんなイベント来て、大丈夫か。

それから恒例(?)の本の押し付けになる。
こんなイベントどうかと心配だったが、案外みな、マゾヒスティック
風に本の山を強制的に持っていかされるのを楽しんでいる風で
あった。前回よりずっと早く、予定より1時間も早くに山が
ハケ終る。最後のガロバックナンバーのセリも、2円からはじめて
1万2千円にまで跳ね上がった。好評にバーバラ気をよくし、3ヶ月に
一回は本の処分市をやろう、と言う。

それから、お茶しようになって、史津子ちゃん、なべかつさん、大内さん
HAL.Tさん、なかちんさんなどと総勢10名で近くの喫茶店
に入ろうとするが満席。じゃ、と、その隣のもんじゃ屋『大坂屋』に。
「みなさん、お茶という態で!」
とオノとマドが叫ぶが、そういう自分たちが真っ先に生ビール。

私も昼をこの騒ぎで抜かしてしまっていたので、牡蛎バタともんじゃ。
そこから、ちょっと中座して、珈琲貴族でNHKと明日の打ち合わせ、
と思ったが珈琲貴族が満席、仕方なく向かいのTOPSで。
時間差でエロさん、Y先生も見え、事前打ち合わせがきちんと出来たのは
幸い。

そこからもんじゃ屋にお二方連れて舞い戻り、続きとなる。
水割りがぶがぶやりながら、オタク話。Y先生飛ばす飛ばす。
何か妙に楽しくなって、ゲラゲラ笑いながら9時過ぎまで。
いや、こんなに楽しい日になるとは思いもよらなかった、と
満足して帰宅。またまた寒い寝室に熱が上がりそうになり、
いささかの空腹とアルコールへの欲望が残ってはいたが我慢して
風邪薬一包とドクターペッパー一缶のみ摂取して、ベッドに
もぐりこむ。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa