裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

30日

火曜日

いとはんライダー

良家のお嬢さんが750に乗るなんて、萌えますネ!

※『社会派くん』対談 『怪物のユートピア』観賞

朝9時15分起床
バナナダイエット、パンプキンスープ
昨日の打ち合わせを受けて、関係者に依頼メール10通ほど。
公演で知りあった方々何人かとマイミクになって、ずいぶん
マイミクが増えた。

月曜日に、書いた日記をボケていて全部消したトラウマで、
日記つける気がいまだなし。
気圧のせいもある。肩凝り、歯痛ひどし。
カルト画像をネットでひたすら集めたり。
それからラジオライフ原稿。不捗。

3時、新宿へ。らんぶるで『社会派くん』対談。
こういう体調悪いときは論が過激になってかえっていいかも。
最中に木原さん、ハッシーから電話。

終って、丸ノ内線で銀座へ。
スパンギャラリーなるところで開田さん個展『怪物のユートピア』。
http://www.span-art.co.jp/main/cof/ex/080922.html

ギャラリー、あまりに大通りに面しているので、やや迷う。
絶対、銀座の画廊などというのは裏通りの古いビルにあるものと
思い込んでいた。開田さん、あやさんに挨拶。ちょうど絵が一点
売れたところ。ハッシーも昼間来ていたそうな。
並んだ怪獣画、どれもいいがやはりウルトラQのものが
味わい深いのは、デザインがクラシカルだからだろうか?

ひとわたりながめて、そろそろおいとましようかと思っていたら
外人の客(夫婦連れ)が来て、絵を買いたいという。
英語のわかる画廊の人がおらず、かつ奥さんの方の英語がちょっと
特殊で、イギリス風っぽく、話がなかなか通じないようなので、
通訳をかってでて(私だってかなりあやふやだが、何とか向うが話す
話内容はわかる)あれこれ開田さんに説明していたら、何と商談が
成立して一点、お買い上げが決まってしまった。
開田夫妻、ギャラリーの人にも感謝されてちょっと面はゆし。

「Are you a popular artist?」
と訊かれて開田さん
「maybe」
と謙譲の美徳で答えていたので、
「He is a very famous kaiju art person!」
と言っておく。
どうも旅行者で、開田さんのことも怪獣のことも何も知らず、
奥さんがカネゴンの絵に一目ぼれしたらしい。
残念ながらウルトラ怪獣はマルCの関係で売れないので、
同じようなガマ口の怪獣の絵を買っていった。
デカい口が奥さん、好きなのだろうか。

これで閉展近くまでいてしまったので、どこかで食事でも、と
誘われ、銀座のバー・スコットへ案内。
芝居の話、人物月旦などいろいろ。
あやさん、松下あゆみがエロい肉体すぎて博士の清楚な一人娘という
感じがしない、というので、芝居というのは映画と違って
想像力の目で見るモノだよ、と反論。
それを言うなら麻衣夢はとても愛人に見えない。

料理、豚バラ香草焼き、マグロとアボカドのミルフィーユ(韓国ノリに
巻いて食べる。どこがミルフィーユか?)、しらうお刺し身など。
ここオリジナルの白ビールが美味であった。
9時、丸ノ内線で新中野まで。
帰宅、いくらなんでも寝るには早いのでDVD類見て、
またちょっと飲み、11時半ころ寝る。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa