裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

21日

日曜日

憲法第空条

スタンドによる威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、
永久にこれを放棄する。

※朝日書評原稿 ミリオンコラム(半チク) 『黄昏モンスターズ』

明け方5時45分起床、二度寝する。
そのときの夢。楽園がなぜか六本木にあり、
マチネが終って夕方の六本木を帰る。
上着を楽屋に忘れたが、まあ明日でいいやと思って駅に
戻る途中、上着のポケットに財布も鍵も入っていた、と
気がつき大急ぎで戻る。もうみんな帰って劇場(こや)に
鍵がかかっていたらアウトだあ、と思っていたが、
幸い開いているが、そこに小学生の女の子がいて
着替え中。思わず覗いてしまってドギマギする。

9時25分朝食。
米倉斎加年が『ぶらり途中下車』の旅人だった。
大河ドラマのDVDばかり最近は見ていて、若い彼の姿を
目にしていたので、老け具合に驚く。

朝日新聞書評原稿500字。
字数調整、今回のは案外うまくいった。
秋の読書週間用の企画原稿依頼も来たので、こっちもやらねば。
ミリオンのコラム、二本目も書き出すがこの方はあと1/3の
ところでちょっとつっかかる。着地点がまだ不明瞭。

バーバラからメール。某企画、ちょっと停滞。
まあ、企画内容ではなく、向うの受け入れ体勢によるものだが。
じゃあ、こういう形で押してみて、というものを出しておく。
昼は弁当。牛肉と牛蒡の炊き合わせ、卵焼き。

4時、家を出て下北沢。
到着すると、舞台上に大きな寿司の桶パックが。
本多劇場支配人さんより、差し入れとのこと。
おお、とみなテンション上がり、がつがつと食らう。
本日も予約ではほぼ満席状態、結構なことである。

私は『黄昏モンスターズ』、カメオ出演しているのだが
毎回、シャツを変えて遊んでいる。
私のコレクションの変なシャツ総動員で、プレイボーイ誌の
表紙柄、怪奇映画柄、クンフー映画柄などいろいろ日替わりの
中、今日は母のニューヨークみやげの寿司柄を選んで持っていった。
そしたら、何とその日に寿司の差し入れあり。
西手新九郎もいいところである。

開場に際し、岡っちから、場内整理の案内をやってくれませんかと
頼まれる。雨模様のこともあり、そっちにも人手を割かねばならず
着替えに時間がかかる『黄昏』は若手もあまり使えない。
いいよ、やるよと気軽に答えて、三々五々入ってくるお客様の
席を、できるだけお詰め合わせください、などと注意する。
ハッシーがその声を楽屋で聞いて
「プロデューサーなのに何やってんだ?」
ビックリして大笑いしていたらしい。
芦辺さんからも
「プロデューサーというものはトップハットに燕尾服で収まって
いるものと思ったら……」
と言われて笑う。

今回も満席御礼、芝居はいつもの調光室脇で。
お客さんがまた、集団心理か大変な受け方。
今日、来てくれたどどいつ文庫さんご夫妻も、芦辺さんご夫妻も
よく笑ってらしたのが見えた。
本多劇場総支配人の一夫さんもみえていたが、さて評価はどうか?
私の出、麻衣夢とのダンドリ合わせをしていなかったら
セリフひとつ飛ばして、ちょっとオタオタ。
しかしまあ、最後に叫ぶシーンがあるのだが、そこは日に日に
凄くなっていく。

終って挨拶、それからいくつか物販して、
打ち上げ。芦辺さんや、久しぶりの演劇にきてくれたM(Oと
一緒の劇団にいた若手)も加わって雷や。
オノ・マド、劇団員、お客さん含め17名の大所帯となる。
芦辺氏に、ちょっと来年の公演に際しての頼みごと。

それで帰ろうと思っていた、思っていたのに、またまた
二軒目、三件目となる。麻衣夢が二件目の空気(?)で鼻が
ぐずりはじめ、終電を逃してしまい、途中でタクシーで帰る。
眠そうで、体調も悪そうで、ちょっと心配。
琴重ちゃんやかずえちゃんといろいろ話す。
三軒目までMにはつきあわせてしまった。
現在は演劇から遠ざかっているが、今日の舞台でだいぶ
リハビリにはなったかと思う。
3時20分帰宅、就寝。

※写真は差し入れの寿司。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa