裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

13日

火曜日

横山ミスチル

♪ダダダダダーンと弾がくる(『マシンガンをぶっ放せ』より)

※『プロント・プロント』原稿 楽工社インタビュー 『週刊現代』原稿

朝4時に目が覚め(なにしろ昨日寝たのが11時くらいだった)風呂入り、二度寝を楽しむ。そしたら寝過ぎて、9時ギリギリになった。

テレビで前車輪がトラブルで出なくなった全日空ボンバルディア機の胴体着陸のシーンを見る。まあ、感想としては
「プロペラ機は頑丈だねえ」
というところ。しかし、乗客は生きた心地もしなかったろう。ところで、このボンバルディア機って、確か以前、ポーランド旅行の際、クラコウ〜ウィーン間で乗った旅客機であった。そのユニークなデザインがカッコよかったので印象に残っている。窓際だったんで後輪ではあるが収納部から出るところもちゃんと見られた。すっとスムーズに出るのではなく、蓋があいてバネ仕掛けで飛び出る、という感じでガッチャン、と出ていた。あのとき、“こりゃ、どこかに故障があればすぐ引っ掛かりそうだなあ”と思ったものだが、事実となったか。乗り心地は悪くなかったのだが。朝食、リンゴとパイナップル、ブロッコリスープ。

『プロント・プロント』原稿書き。背広に関する雑学五つ、という軽い注文、と思っていたら案外これで、バラエティに富ませるのに苦労する。昼は掻揚げ蕎麦。めちゃくちゃに美味し。ダシ飲み干すイキオイ。食べ終ってもうひとふんばり、1時15分に原稿メール。

タクシーで急いで渋谷へ。2時より事務所で楽工社の単行本インタビュー。眠田さん、H社長、それから新入社員のMくんも後で来る。DVD見せながらいろいろ解説。Hさんの感想がなかなか深い部分での分析や、意外な比喩に満ちていて、こちらの気付かなかった視点での切り口を示してくれる。

インタビュー中に講談社週刊現代から2回も催促電話、5時からあわててとりかかって、5時45分にメール。ふう、と息をついた。それからしばらく、古いダビングビデオの整理。25年前にダビングしたAVのベータビデオなど、さてどうするか。しかし、この当時から私は、有名AV女優でなく2番、B級、通好みみたいな女優が好きだったのだな、と改めて呆れる。まあ、小林ひとみみたいな超トップも教養としておさえてはおいたのだが。

今日はオノは自宅作業(某製品パンフに大幅なナオシがあった)だが、メールでいろいろ仕事の件。この公演終れば、と思っていたが案外忙しい。金沢講演の件もあるし、『ピンポン!』からまた出演依頼来たようだし、また、5月から(どういうメディアでの配信かわからないが)始まる『ワハハテレビ』(仮)の出演依頼もあり。これは4月に撮りだめだとか。

『アストロ劇団』出演者からそろそろ、メールなど。真っ先に来たメールがメアドのみで名前が書いてなかったので誰かと思ったら佐々木兄さんだった。こういうメール出す人というイメージでなかったので意外。

夜はまたサントクで酒のつまみのみ買って。昨日のカニ爪がまた売っていたので買う。あと、あんかけ豆腐、キンキと太刀魚の味噌汁。原稿、食べながら書き、飲みながら日記つけ。12時頃就寝。

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