裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

9日

土曜日

新型インフルエンザに妖精反応

「高校生じゃまだまだだね、30まで守り切らないと」

※と学会例会 『世界一受けたい授業』収録

朝早起きをしようと心に決めていたのだが、やはり
9時半まで寝てしまう。
眠気に勝てるものはない。
明け方に凄まじいカミナリが鳴って豪雨だったから、そのせいかも
しれない。

母の室で朝食、ジュース、スープ(アオマメ)。紅茶。
12時からと学会例会なので急いで出たいと思うが、
しかし大賞出演者名簿などの作成に時間がかかる。
日テレは今日の夜8時からの収録。
これでも3人の先生中、一番早い収録で、ユウグウして
貰っているらしい。ゲストのスケジュールでこうなったという
ことのようだ(未確認)が、さて、誰のか。

とにかく今年は舞台があって大会の演出や構成をその合間に
やらねばならないので目が回る。
やっと家を出られたのが11時半。
タクシーで中野駅まで行き、総武線で三鷹まで。
そこから会場の区民センター(みたいなところ)まで。
歩くと15分(!)かかるということなので、またタクシー使う。

結局到着は30分遅れ。会場費払い、発表の申し込みをする。
さすがに三鷹は遠いか、出席者、ちょい少なめ(いつもは会員、
ゲスト参加含め80人くらいだが、50人といったところ)。
その分、ゆったりめに発表が出来た。

休息前に、大会の出演者発表、いろいろと今回は舞台にあがる
メンバーに工夫をこらす。
これで毎回、頭使っているのである。

終って、三鷹駅までワイワイ話しながら歩く。
学生のころとは三鷹のイメージはまるで違ってしまっているな。
と、いうか、三鷹は三鷹オスカー(名画座)に行くためだけにしか
降りなかった駅だが。

二次会はいつもと同じ秋葉原。店があくのが7時からなので、
一旦中野で降りて自宅に帰り、荷物を置いてシャワー浴び、
少し休む。それからまた家を出て、秋葉原まで。
万世地下の『呉越同舟』で二次会、ただし7時半にはもう日テレ
差し向かえのタクシーが店頭につくので、30分くらいしか
いられず。山本会長と大会の件で少し話したきり。
これで5000円の会費はなあ。

オノから来てますという連絡で、あわてて衣装のみ持って
タクシーに乗り込む。汐留まで、あっという間。アキバとこんなに
近かったっけ。駐車場口から入るとき、出てきたバンドみたいな
人たちに挨拶される。ミュージシャンの知り合いはあまりいないので、
あれは“あ、よく見かける人だ”的な業界内挨拶かな。

控室でディレクターと台本打ち合わせ。映像ネタにどうこっちの
雑学をからませるか。しかしこのディレクター、やる気まんまん。
メイクし、着替えて本番、セット裏にスタッフがたくさん。
水用意してくれたり、小道具(台本)持ちましょうと言ってくれたり、
インカムで連絡執り合ったり。
この番組に初めて出演したときは、セット裏(出演講師が座るパイプ
椅子が置いてある)に誰も人がおらず、出のきっかけは大道具の
兄ちゃんの“もう出ていいんじゃないスか”だったのに比べると
雲泥の差。

で、もう何だかホーム感覚でカメラの前に。生徒役はオードリーの
二人に薬丸裕英、柴田理恵、相澤仁美、片山晋吾、眞鍋かおり、
杉浦太陽ら。杉浦太陽さんとはメイク室で挨拶したが、
本当に肌のきれいな美青年だった。

今回はネタにいちいちトークのスペースをつけてくれたので、
生徒のみなさんとのからみ(これも台本で考えてくれている)
も出来、楽しく授業が進められた。スタジオでのイベントも
かなり盛り上がったし。怒濤のように45分の収録、終了。

タクシー出して貰って、吉祥寺まで。マドも合流して、
李朝苑で焼肉。昭和の香り高い、いい感じの店内である。
がつがつ焼肉食い、ワイン飲んで雑談。
「まあ、時間も時間だし軽く」
などと事前にオノとは話していたのだが、気がつくと2時過ぎ、
カンバン間際まで飲み食いダベりしていた。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa