裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

19日

火曜日

少しは私にアイボください

 品切れ続きで手に入らないんです。朝7時45分起床。もっと眠いかと思ったらそうでもない。入浴、ミクシィ。日記などつけ、朝食。トマトスープ(温)、サクラン ボ。六花マネにメール、はるか札幌での美食をうらやましがる。しかし食いまくって るな。

 11時半、出勤。コンビニで今週号の週プレとアサ芸確認。週プレの名もニュー後記ではなんとおぐりのお母さんが出演しているが、帰郷中の彼女、見せられたか。タクシーの運転手さん、頭を剃り上げたスタイルで、僧侶みたいなイメージの顔かたちの人だったが、話も僧侶っぽく、タクシーやっていての人との出会い、相手をおもん ぱかることの大切さなどを道々説かれる。ミニ説教体験。

 仕事場、まだ電話とファックスの混線続く。モデムがイカレているらしい。シャケで茶漬け。原稿書こうとするがなかなか進まず。やはり二見完成させてちょっと脱力状態なのか、昨日の酒の残りか。講談社FRIDAYゲラチェック、ファックスの混 線があるので電話とファックスのジャックを入れ替えて送ってもらう。

 メールいろいろ。イマジカエンタテインメントからメール返事、ちょっと人間関係で調整必要。打ち合わせさせて欲しいとメール。幻冬舎Yさん(とても可愛い)から 次の本の打ち合わせについてメール。早いこと。

 早いと言えば2時、二見書房Yさんと時間割で。昨日出した最終原稿含め、もうゲラが上がってきていた。早い早い。明日、二見書房を訪ねてチェック作業することにする。今後のこと、それから私個人のことなどしばらく話す。情報の急速な集まり具 合から分析して、周辺で大きな変化が今年終盤に起きそうな予感。

 非常に楽観的に考えればこちらにとって有利なことなのだが何がどうなるかは予想つかず。気持ちはひきしめていかねば。帰宅、あぁルナのイベントに招かれていたのだがモデム修理待ちで行けず、残念。やがてパイデザ平塚くん来てくれる。データが 真っ白になっているという。雷にでも打たれたか。

 以前にもこうなったことがあり、そのときには完全にモデムがイカれていて、交換せざるを得なかった。今回は打ち込みなおしてなんとか正常になるが、予断を許さぬので、とにかく様子見。アサ芸やらねばならぬが、書き進めていてちょっといくらな んでもヤヴァすぎ、というネタになったので中断。ソフトに直す作業。

 イマジカから返事。明日五反田で。幻冬舎Yさん(とても可愛い)とは打ち合わせと、『ダメな人のための名言集』の打ち上げの話。鶴岡から電話、いろいろ策謀して いる模様。DVD用の特殊メイクの資料などいろいろ見て回る。

 10時、仕事はあきらめて帰宅。ひさびさに仕事出来なかった日だったが、たまにはこういう日もなくてはバランスがとれまい。母の室で夜食、酒粕サラダ、カツオた たき、辛子明太子のほぐしたのをご飯になすって酒の肴に。

 柴田よしき原作のドラマ『七色のおばんざい』を見る。この人、昔ニフティの『作家になりたい!』会議室にいた人。あの三枝貴代女史などもいた会議室だったが、あそこでガヤガヤやっていたメンバーの中では最も出世した人だろう。他の連中が枝葉末節の技術とか言葉使いにこだわってぐちゃぐちゃラチもないこと言っていたなかでほぼ唯一、“具体的に作家になり、食べていくにはどうしたらいいか”と考えていた 人だった。そういう人が残って作家になる。理の当然というかなんというか。

 主役の相田翔子(もとwinkだが当時とはイメージが全く違う)、母は“綺麗ねえ”というし、確かに自分の生活圏にいれば美人だなあと思うだろうが、ドラマの中ではちょっと違和感ある顔つき。それにしてももうwinkだった子が36歳か。人 間ウカウカはしていられない。

 そう言えばSF大会がこの連休ヨコハマであって、近場なので最近参加してなかった友人連もかなり出かけた模様。あそこもいいんだけど、プロのくせにウカウカした連中が山のようにいるんでイヤになっちゃったのであった。食べ終わって、自室で録 画していた三沢×川田など見る。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa