東文研日記

唐沢俊一の“今”がわかる! オノマネの裏モノ日記ウラ日記

24日

土曜日

あっ!ロフトが女性客で超満員だ!@トンデモホラー三部作一挙上映

行って参りました売って参りました出て参りました、
「トンデモホラー三部作一挙上映!@ロフトプラスワン」!

チラシ挟み込み、物販準備などの都合上、11時半には
ロフトに入ったんですが、イベント終わって撤収できたの
17時ちょい前ですからねえ。

前売りの段階で120枚は捌けている、と聞いていたので今日は
超満員だなあ、と思っていたらやはり。
ぜーんぜん存じ上げなかったのですが(スミマセン、イケメンに
本当うとくて)、実写版テニプリに出ている(忍足侑士役)斎藤工
さんが「あっ!お皿に首が乗っている!」に主演してらっしゃった
のですね。
さらに前情報として、「ロフトに来るかも」というネットカキコミ
があったとか。

なるほどなるほど、道理で若い女性が多いはずですよ。
河崎監督のイベントもカラサワのイベントも、男性客が9割なので、
とんだ眼福状態です。
10才になる娘さんを連れて参戦していたバーバラさんと、
「いやぁ、キレイな娘さんが多いですなあ」「まったく、まったく」
と完全にオヤジ状態で観察してました。

さて、本編ですが。
1本目「あっ!生命線が切れている」
の、途中から、バーバラさんの娘Kちゃんが「コワイ」「コワイ」
と丸まってしまい、しかも、「もう終わった?」「もう終わった?」
とさかんに聞くので困ってしまう(笑)。
だって、1ミリも怖くないんだもん(笑)!
でも、完全にイカれた女達がナイフ片手に格闘する様は、もしか
して怖かったのかも…。セリフ、効果音、音楽はまあそれらしい
感じだったし。
3本通してみて、一番ホラーらしい中身だったかもしれない、実は。

2本目「あっ!この家にはトイレがない!」
そんなわけで、Kちゃんとバーバラさんは2本目途中から退出。
前述したが、1本目が一番わかりやすくコワイ演出をしていたので、
10歳児が見ても全然OKだったと思う、この作品。
あぁルナのテリー兄さんと岡っちがそれぞれ重要な役回りで出て
いるが、どうも平常心で見られない。
なんか、親戚の子が出てる芝居を見ているような感じでねえ。
特に岡っちが。
テリー兄さんは、相変わらずのルパンぶりなのに笑いました。

途中までは見ていたKちゃんが、「あの白い帽子のお姉さん
(ヒロインの天海麗ちゃん)はどうなったの?」と聞くので
説明する。ラストまできちんと説明したのであるが、「それ
から?」「それから?」と、全然納得してくれない(笑)。
そりゃそうだ。
しかしなKちゃん、大人の世界には、不条理なことがしばしば
起こりうるのだよwww、と言って茶を濁す。

3本目「あっ!お皿に首が乗っている!」
2本目途中からめきめきと入場者が増え、超満員の中上映開始。
斎藤工さんの怪演、見事です。
本人曰く、「また監督にだまされましたよ」とのことですがw。
カリスマ美容師の決めポーズ、そしてクライマックスでの衝撃の
台詞1、ラストを飾る凄まじい台詞2……。
そのハジケっぷりに、場内大爆笑。
刑事の兄酒井一圭、その妹小松愛ちゃん、どちらも確かな演技力
でさすがなんですが、もう最後の5分が(笑)。

もうビュンビュン首が飛ぶ、すんばらしいおばかフィルムです。
うちの事務所から持って行った首が、こんな風に活用されるとは
感無量です!

いやー、斎藤工さんのファンは度量が広いですね(笑)!
あの内容でも怒らずに笑ってくれるなんて!
「○○が無い!」のセリフ、原作にもきちんとあって、河崎監督は
「このセリフは絶対使いたかった」と言い、原作発掘者のカラサワ
も、「このセリフがキモですよね」と言う。
まだ見ていない方、ぜひ見て味わってください。○○に入る言葉を
知ってください。
個人的に流行しそうです。

ワタクシもホラー苦手なんで、ちょいと不安に思いつつ参戦した
のでございましたが、まったく怖くなく、大爆笑の連続でした。
10才のKちゃんは怖がっていたことを考えますと、「(ホラーと
しての正当な)対象年齢10才以下」と認定できるかと。

打ち上げの席で河崎監督、「怖いかなあ?」とさかんに首をかし
げてらっしゃいましたが(笑)。

第2弾、あるといいですよね〜。
あ、それとエースさん、DVDを売る際には、「メイキングが
特典として入ってま〜す」というのをもっと声高に言うべきかと!
メイキング好きの1市民からの意見です。

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