東文研日記

唐沢俊一の“今”がわかる! オノマネの裏モノ日記ウラ日記

20日

木曜日

鉄分さらに濃く…。杉ちゃん&鉄平「電クラ2」リサイタル@渋谷クアトロ

行ってきましたよ〜、久々の杉&鉄リサイタル!

「立ち見の可能性もあり」とのことで、開場と同時に入ろう、
と出かけていったら、これまでに見たこともないような(大げさw)
長蛇の列!!!
クアトロって、基本オールスタンディングのライヴハウス
だと思っていましたが、きちんと椅子が入ってます。
そして狭いながらも、ふたりのコレクションが飾られております。

さてライヴ。
中身の方は、どんどんグレードアップしていっているのを
感じます。真面目なところと、ふざけるところ。キメるところと
外すところ、緩急自在になってきましたねえ。

世界一有名なヒゲで赤い帽子のおじさんのゲーム、あれの
BGMや効果音を二人でつけたやつとか、もう爆笑でした。
会社で不本意ながらも「アキバさん」と呼ばれているうちの
相方(杉鉄初体験)なんかは、「アイネ・クライネ・アキハバラ」
もことのほか笑ってました。
特ソンも新作として1曲披露されましたが、「特ソンやるなら
声かけてくれればいいのに」とうちのボスが(笑)。
まあ、専門のようなもんですから。

前のツアー(「電クラ」)あたりから顕著になってきたのかな、
と思うのですが。前の前までは、バイオリンの鉄平くんの超絶技巧
に注目が集まりがちな構成だったんですが、最近は杉浦さんの
テリトリー、ジャズアレンジもステージに積極的に採り入れる
ようになって、守備範囲の広さがよ〜くわかる構成に。
『ラプソディー・イン・ブルートレイン』なんか、涙もんでした。

それと個人的には、ふたりの「小芝居」(笑)が見られなかった
のはちょっと残念でしたが(笑)。
もはや定番になってきた『山手線上のアリア』、『美しき青き
ドナウ河のさざなみ殺人事件』も、西武新宿線沿線にお住まいの
カルテット(長いな)が加わったことで、ライヴならではの音の
厚みが出てましたし・・・。

2年ほどの浅いおつき合いですが、杉浦さんのMCは貫禄十分で
なめらかになってきたし、鉄平くんのボケのようなツッコミの
ようなトークは中毒性がありますね。
でも基本、鉄平くんはSでツッコミでしょうね〜。
いえ、本性が(笑)。私見ですけども。
それと多分、笑いのセンスもすごくある人だと思います、本来。
これからもがんがん暴走して欲しいものです。

そんなわけで、音楽、トーク、構成などなど、大満足の
リサイタルでした!
楽しくて酒飲み過ぎたわ(笑)。途中でトイレに行きたくなって
しまった。しっぱい。

今後も、仙台、札幌、焼津とあるようです!
去年の「トンデモ本大賞」で、満場の喝采を浴びた(本当に、
過去15年の歴史を繙いても、1番のウケだったそうです)
「杉ちゃん&鉄平」をナマで見たい方、ぜひぜひどうぞ!
仙台は初上陸なので、乗車率がちと不安だそうです。
見れば、聴けば、大満足は間違いなしですし、「クラシックの
高い敷居を低く低くしたい」という志の二人ですから、尻込み
してはもったいないですぞ!

2008年3月
SMTWTFS
1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031
<<prev next>>

Copyright 2006 Shunichi Karasawa