ニュース

新刊情報、イベント情報、その他お知らせ。

イベント

2012年6月18日投稿

つぶやき日記6月14日〜17日

6月
14日
母の乳癌、検査の結果、最悪の骨への転移はなかった模様(これがあったら余命数ヶ月と手術後に言われていた)。まあ、元気ぶりからまず大丈夫だろうとは思っていたが、とりあえずホッと。

14日
芝居のオープニング、脚本で読むと自分の書いたものながらゾクゾクするほど面白いのだが、実際に演じるとそうはいくまい。これは稽古場で“面白くする”しかないのである。

電話数本。明日の予定が流れて(日曜に移動して)、明日は一日、脚本の最後の磨きに時間かけられるようになった。おお、素晴らしい(どうもサボりそうだ)。

「驚かしっこなしだよ」というセリフ、非常に愛着があるのだが、「死語だろうなあ、どう考えても」と思い、泣く泣く削る。

14日
本日食べたもの。早朝:バナナ一本。朝:イングリッシュ・マフィンでチキンレバーサンド二ケ、コーヒー。昼:スーパーで買った海鮮丼にダシをかけてお茶漬け。サクランボ。夕方:肉まん二ヶ。夜(深夜):ポトフ残り、発芽大豆。黒ホッピー。原稿書いてるとつい間食する。

15日
高橋克也容疑者確保。確保という言い方が面白い。さっそく「原発再稼働のニュースを隠すため」という陰謀論がネットで立ったのに笑う。

「新聞がどうでもいい事件を大きく書き立てるときは裏に何か隠したい情報がある」と言ったのは竹村健一だが、それをよく引用するのは他の竹村(バリバリの保守派)の言うことをまず信じないような連中ばかりである。

夕方、交番の前を通ったら、手配書の掲示板から、オウム関係のものが全てはがされ、そこだけ空白になっていた。千切った端っこの部分などがまだ残っている(もう少し丁寧にはがしてもバチは当たるまい)。見馴れていたものが無くなったという、もののあはれを感ず。

15日
大塚周夫さんインタビュー最新部分チェック。実名がバリバリ出てくるが、そこらは編集のIPPANくんに全部投げる。とても勿体なくて私には切れない。

15日
本日食べたもの。朝:ホウレン草おひたし、塩サバ、焼きタラコ。ご飯、味噌汁、イチゴ。昼:(夕方近く)しらす飯。夜:マイタケカレー(自家製)。酒は飲まず。

16日
朝目覚めるときの夢、何かシュール。魚の切り身で出来た宇宙ステーションとか。

16日
9時ころ電話。ある人から『妖怪人間ベム』について話を聞く。オタクとは関係ないビジネスの話なのだが、協同事業をやるA社の社長とB社の社長が、『ベム』(世代から言ってアニメの方)ばなしで盛り上がり、二人ともベラで「初めての性的興奮を覚えた」と意気投合したのだそうな。「あのムチで叩かれたいと思った」と。

このビジネスがうまくまとまると、そこで生ずる利益が大体ン億円。ベラに対する愛が仲立ちでうまく行ったとなると、ベラのムチがン億円をたたき出したことになる。あなどれませんな、子供時代の性的記憶。

16日
子供時代の記憶で思い出した。タクシーつかまえそこねた時など、「コンチクショー」の代わりに「コチクチックコー」とついて出ることがある。40年以上前、弟と共作で描いていたマンガの中のセリフ。

どちらだったか忘れたが、「コンチクショー」というセリフを書き間違えて「コチク」と書き出してしまい、訂正すると汚くなる(ボールペンで描いていた)ので苦し紛れにそんな言葉をデッチあげた。それが面白くて、しばらくの間、何かあると「コチクチックコー」と言い合っていた。まさか40年たってもそれが口をついて出るとは……。

6時、阿佐谷で顔合わせ。早めに行き、ベギと二人で台本印刷。島さんが顔合わせの司会やってくれていた。さっそく読み合わせに入る。今回は私と島さんとで念入りなキャスティングをしたが、結果、凄いメンバーが集ってしまった。座長・看板クラスがごそっといる。案の定、読み合わせしてみたら初読みでみんなホンイキ(本番と同じテンション)で読んでくれて、それがほぼ外れていない。しかし、それらの大物を差し置いて凄かったのが若手の高橋明日香ちゃんの出来上がり方。本当に今日初めて目を通したの? という感じ。

困ったのは井関友香ちゃん。いや、うまいのだが、事務所から送られた宣材写真では悪女がにあう美女、という感じで、本人も興味しめしていたのだが、実際に芝居するところを見ると実に可愛らしい子なのである。悪女に見せるのはちょっと演出方針を変更せねばなるまい。念入りなキャスティングでも、初顔合わせというのはこういうことがある。

終って有志で稽古初日飲み会。近くのチェーン店。前に『タイム・リビジョン』の飲み会やったときと同じビルの前に店員が立っていて、その人に交渉して入ったのだが、どうも趣が違う。同じビル内の別の店の店員だった。メニュー等、かなり貧弱で悔やむ。

それもあり、話したりなくもあったので、松山幸次、小林直人、岩田真というメンバーで高円寺のmくんが務めているというお好み焼き屋に行く。席について「mくんいる?」と訊ねたら、「やめちゃったんですよー」と。早いのに驚く。

演劇論熱く語る小林くん、小劇場界の問題点など指摘する松ちゃんに3時ころまでつきあって、私と岩田くんはタクシーで帰る(家が近い)。後の二人は5時半までいたそうな。

16日
本日食べたもの。朝:小松菜のお浸し、塩鮭、味噌汁、果物。昼:腐乳粥。夜:打ち上げでソーセージ、サラダなど、その後お好み焼き。ビール、ハイボールやたら。

17日
二日酔いで調子悪し。原稿書かねばならぬのだが朝食食べて二度寝してしまい、目が覚めたら12時過ぎ。原稿にかかるがいっかな進まず。しかもスケジュールを確認したら、その時点でひとつすっぽかしていたことに気がつき、あわてる。

17日
赤坂高須クリニックへ。日曜だからか、ロビーにも廊下にも患者があふれていて、廊下も施術を待つ患者さんたちの列で、真直ぐに歩けないほど。繁盛というのはこういうことかと驚く。そんな中、事務室に通されてハリキっている高須院長と会う。ちょっと頼まれ事。まあ、私は間をつなぐだけだが、それにしてもかなり院長、その件に入れ込んでいて、その話ばかりである。Mさんから院長へと預かっていたものを渡し、ちょっと話し込み、辞去。

17日
まったく細切れの日であった。帰宅して、稽古場に行かねばならぬ時刻までまったく別の原稿書き、時間が来てスイッチングし、今度は演出家モードへ。今日は鳥越夕幾子ちゃんと桐山トモユキくん初参戦。とはいえ、二人ともベテランですぐ合わせてくれる。やはりこの業界せまくて、桐山くんの出た舞台、岩田くん、暁くんがそこの関係者知っていた。

17日
早くも立ち稽古始める。劇中劇、ここはそれこそ割り切ってやらないとしらける場面なのだが、皆々大熱演。爆笑とれるシーンになるはず。ベギから、ここのシーン出演者の小道具用写真撮影のスケジュール発表。

終って夕幾子ちゃん、歳岡くん、暁くん、岩田さん、桐山くん、それに映像製作の山口A二郎さんと飲み。入った店が「今日のおすすめは野菜スティックです!」と何度も言うので取ってみたのだが、かなりショボいもので、さてどこがおすすめか? とみんな首をひねる。あと、別の人には普通に出すマンゴージュース割の酒を別の人には「ない」と言ってみたり、領収書の用意がなかったり(ちょっと信じられない)奇妙な店(料理はうまかった)。怪盗団が、どこかに忍び込む根拠地として隣の居酒屋を居抜きで買い取って経営するが、メンバーが慣れておらず……というようなシチュエーションを想像。

帰宅、11時半。地下鉄で途中まで夕幾子ちゃんといろいろ話す。帰宅して、届いていたゲラに目を通しながら焼酎2杯。2時、就寝。

17日
本日食べたもの。朝:イサキお刺身、味噌汁、ご飯、果物。昼:赤坂で立ち食い蕎麦。夜:荻窪「きざみ」でチヂミ、角煮、焼きそばなど。帰宅後、発芽大豆とトマトでホッピー飲み足し。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa