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2007年12月20日投稿

お待たせしました!奇想天外シネマテーク第5夜は、河崎実セレクトです!

「第5回 奇想天外シネマテーク 狂った野球映画 史上最大のトリックスター長嶋茂雄のモノスゴサ!!」開催!

厳選された奇想天外な映画をオールナイトで上映する、というこのイベントも、なんと今回で5回目。回を重ねるごとにお客様も増えております、ありがとうございます!

今回は野球映画特集で、選者はおバカ映画の巨匠、河崎実監督。
もちろん映画の前にはカラサワとのトークショーもありますよ!

「トークショー」(出演:河崎実&唐沢俊一)22:30〜

☆上映作品☆
●「ミスター・ジャイアンツ 勝利の旗」(1964/東宝)        23:30〜
監督:佐伯幸三 出演:長嶋茂雄、王貞治

 長嶋茂雄全盛期に撮影された最高最大の野球映画。見所は延々と続く三塁守備のシーン、王貞治と鏡の前でバッティング談義をするシーン、川上監督の恐るべき棒読み、身障者への愛など全編と言っていい。
仲代達矢ほかラストパーティシーンのカメオ出演の顔ぶれが凄すぎる。
史上最大のトリックスター・ナガシマの本物の凄さを体験せよ!

●「一刀斎は背番号6」(1959/角川映画)    1:05〜
監督:木村恵吾 出演:菅原謙二、叶順子

 山から降りてきた侍がイキナリ稲尾(故人)からホームランを打ちプロ野球に入るという、荒唐無稽そのものの五味康祐原作小説を映画化。同時期の漫画「スポーツマン金太郎」は山から降りてきた金太郎が巨人に入る話だし、この時代はこのパターンが流行っていたのだ。

●「野球狂の詩」(1977/日活)    2:45〜
監督:加藤彰 原作:水島新司 出演:木之内みどり、小池朝雄

 木ノ内みどりの空前絶後のかわいさを楽しむだけの映画。野球のシーンはひどい。岩田鉄五郎役の小池朝雄がオーナー役の藤岡重慶のハゲをひやかして重慶が「わしゃあ剃っとるんじゃ!」と返すところと野村克也・ノムさんの地味な演技が唯一の見所。

●「巨人軍物語 進め!! 栄光へ」(1977/東宝)     4:30〜 5:25
監督・脚本:沢島忠 出演:王貞治、長嶋茂雄

 長嶋巨人V1の年に製作、東宝チャンピオンまつりで公開。王貞治を育てた荒川博が製作、出演もしている。凡庸な作りで退屈だがV1時代のドキュメントと思えば納得。佐藤勝の無骨な主題歌がナイス。

場所/新文芸坐 池袋駅東口徒歩3分
豊島区東池袋1-43-5マルハン池袋ビル3F
電話/03(3971)9422
日時/2008年1月12日(土)
午後10時15分開場 午後10時30分開始
料金/前売2300円 整理番号付き/劇場窓口&チケットぴあにて販売 <Pコード:597−069>、当日2500円。

※全席自由で、整理番号(=券番号)順にご入場頂きます。
※終夜興業につき、18歳未満の方はご入場できません。
※上映作品が古いため、作品によっては映像や音声の状態が悪い場合がございます。
 何卒ご了承のうえご覧下さい。

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